近年、全国のゴルフ場でトレーラーハウスの導入が進んでいます。
クラブハウス横のカフェ棟、休憩スペース、宿泊用キャビン、さらにはトイレ棟まで、
建築許可を必要としない可動式のトレーラーハウスが、新しい空間づくりの選択肢として注目されています。

建築許可が不要な「可動式建築物」だからこそ実現できる柔軟な設置

トレーラーハウスは、基礎に固定されない可動式構造であるため、建築基準法上の「建築物」に該当しない場合があります。
そのため、用途変更や開発許可などの複雑な手続きが不要で、ゴルフ場内の空いたスペースや、クラブハウス周辺にもスムーズに設置可能です。

※一部自治体によっては設置場所や接続方法により建築確認が必要な場合があります。

施工事例①：カフェ棟（静岡県小山町／ゴルフ場内）

自然豊かなロケーションに調和する外観と、利便性・デザイン性を両立した内装で、訪れるゴルファーにとって心地よい休憩空
間となるよう設計されました。

■ 内装デザイン・機能のポイント
・木目調クロスやタイル、ダークグレーの天井塗装で統一された、落ち着きと高級感のある内装。
・エアコンは木ルーバーで目隠しし、空間の美観を損なわない工夫を施しています。
・スポットライトと間接照明を組み合わせ、明るすぎず暗すぎない上質な雰囲気を演出。

 施工事例②：トイレ棟（静岡県小山町／ゴルフ場内）

既存の景観に溶け込みながら、快適かつ清潔な利用環境を提供することを目的として設計されました。

■ 内装デザイン・機能のポイント
・本体カラーにはマットなダークグレーを採用し、周囲の森林や芝と調和。
・トレーラーハウスならではの高床構造を活かし、地形の起伏にも柔軟に対応。
・木目白壁で構成された、明るく清潔感のある空間に。
・間接照明の柔らかな光で閉塞感を軽減。

■ 導入メリット

・移設、再配置が可能で、施設改修やイベントにも柔軟に対応。
・固定建築に比べて工期、コストを大幅に削減。
・配管、電気にも対応可能な構造で、仮設だけでなく本設としての運用にも最適。

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